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紀伊山地2 熊野古道を歩いて
和歌山県、紀伊山地の「熊野古道」を歩きました。
熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でるための道で、実に今の和歌山、奈良、三重、(大阪)をまたがっている大規模なものです。参詣道は最終的に、熊野大宮大社に集結しています。
熊野は、古くから神々の住む聖地、死霊の集まる再生の地として崇められてきました。厳しい道を乗り越えて(山岳修行)、大自然の中にある再生の地・熊野へ詣でることで、来世の幸せを神々に託すという信仰が生まれました。これが「熊野詣(もうで)」です。

大きく分けると6つのルートがあります。
・紀伊路(渡辺津-田辺) (この道だけ世界遺産に登録されていない。)
・小辺路(高野山-熊野三山、約70km) (3つの1000m級の山超えのコース!)
中辺路(田辺-熊野三山) (今回途中まで歩いたコース)
・大辺路(田辺-串本-熊野三山、約120km)
・伊勢路(伊勢神宮-熊野三山、約160km)
・大峯奥駈道(吉野-前鬼-熊野三山、約140km)


今回は、中辺路(なかへじ)ルートで本宮大社方面へアプローチを試みました。
紀伊田辺駅から、バスで50分の滝尻王子から出発です。

紀伊田辺駅にて


いざ中辺路(なかへじ)へ


むむ、いきなり想像以上の急勾配


根っこの階段。これが道なのか・・ゼイゼイ・・


山の神様仏様!なんて美しい所なんだろう

途中で小枝を拾って、杖にして、結局7時間(!)ほど歩きました。
バス通りに出るまで歩かざるを得ないわけです。

最初の2時間、日頃の運動不足もあって かなりキツかった。後で知ったのだけど、中辺路の滝尻王子からのコースは最初が一番難所と言われているらしい。確かによく写真で紹介されてる石畳のなだらかな山道とかけ離れてました。
足の裏が痛くなりました。杖のおかげで 足が3本になり楽になりましたが、後半は大雨が降ってきました。(写真撮ってる余裕なし・・)

牛馬童子像の手前の「牛馬童子 道の駅」で最終バスに乗り、宿へ。

宿を取った「湯の峰温泉」
源泉が流れる川では温泉卵が作れます!お風呂も90℃の源泉湯がそのまんま出ます。

そして翌朝はバスに乗って・・いよいよ再生の神様の所へ!



なんだか御光が射しているように見えます。


どど~ん!熊野総本山!

もちろん熊野古道を歩かず、熊野大社へ直接行くことも可能ですが、やっぱり歩けるのなら歩いた方がいいと思いました。世界的にも非常に珍しい「紀伊山地の霊場と参詣道」という形で世界文化遺産として2004年に登録されたこの一体は、すべてが一緒でかけがえないのないものを形成しています。

京都では17箇所の神社仏閣が世界遺産として登録されていますが、みな個々に独立していて、このような一体としての文化形成は為されていないし、なにより京都のように通俗化してないところ、商業主義に走っていないところ、そのまま本質が維持されているところが魅力だと思いました。(個人的な感想です。京都には京都の事情があるので仕方ないのですが。)

紀伊山地の霊場と参詣道 を取り巻く山、川、海&そして素朴な温泉。
2泊の旅ではこれが限界でしたが、この地を訪れるのにふさわしいお年頃になったと悟ったので、また次回、違うルートの熊野詣を歩きたいと願っています。
初めての和歌山県、好きになりました。 関西は各県強烈な個性がありますね。

そして余談なのですが、私らが7時間歩いた汗と雨まみれの山道は、バスではたった12分の道のりでした。なが~いトンネルでほぼ一直線なわけです。
それでも、私の好きな「道の思想」と合い重なってスイッチが入ったようで、熊野詣でには また行きたくなってます。四国お遍路さんも歩きたい・・。


熊野神社の全国分布図
熊野神社の全国分布図
千葉と福島、ダントツに多いです。まか不思議。
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【2009/09/30 16:00】 | 関西 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
紀伊山地を訪ねて1 高野山
和歌山県、神々が鎮まる紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)を訪ねました。
高野山マップ
高野山は京都比叡山と同じだろう、くらいにしか思っていなかったのですが大間違い。言っちゃ悪いけど比叡山延暦寺の比ではありません。そもそも比べること自体意味がないことでした。
私は真言宗のことは何も知りませんが、高野山は日本人として生まれたら一度は訪れたい場所なのかな、とまで思いました。

弘法大師は62歳(西暦835年)の3月21日に入定し即身仏となり、今も奥の院、御廟(ごびょう)に座禅を組み座っておられるといいます。言わば生きながらミイラになられた訳ですが、仏と人はもともと一体との信念に立ち、人間再生への希望を決して失わない真言密教の「即身成仏」の神髄を身をもって示されました。(真実は不明。)
大師の御廟には、灯明、お香、読経が絶えることがありません。全世界1000万の真言宗の信者達は、ここを聖壇としてあがめ、観光客も含め、毎年多くの人が訪れています。

もちろん大師のお姿を直接拝見できるはずがないので、実際のお姿はわからないのですが、真っ白なカーテンのような厚い布越しに その気配はうっすらと感じることができます。
私は、目の前に弘法大師様が1000年もの歳月を超え座っておられると思うだけで、一瞬、心は無の状態、頭の中が真っ白になりました。なぜだか涙が出そうになりました。
本当に本物なのか、どんな姿になっているのか、そんなことはその場に行けばどうでもいいこと、何か目に見えないパワーに身の毛がよだつ思いでした。ここは霊感を持った人が行くと気絶するかもしれないと思いました。(ウソのような真面目な話です。)

奥の院 参道マップ
奥の院御廟への約2キロにわたる参道沿いには、日本史上著名な大名や、企業家、富豪、その他諸々の人の墓標やお墓が無数に結集していて、これも圧巻。
高野山周辺には、人が亡くなると、その髪を奥の院に納める「骨上せ」(こつのぼせ)という風習があるそうです。みな大師のそばで眠りたいんですね・・

~高野山は816年の開創以来、1190年にわたり、一般庶民の強い信仰と支持を集め、宗派にとらわれず、あらゆる階層の人々の心の憩いの場として、或いは魂の安息所として発展し、今日の如き一大仏都をなすに至ったのである。年々歳々この聖地に杖をひく人々は100万を超える。各宗派の祖師のなかでもただお一人 入定信仰を持つ大師は、今でもここに参るあらゆる人を救い続けていると信じられている。~金剛峰寺(こんごうぶじ)のパンフより。


金剛峰寺の蟠龍庭。石庭としては日本一の大きさ。
雲海の中で、雌雄一対の龍が、奥殿を守っているように表現されています。
早くも少し紅葉が始まっていました。これから2ヶ月かけて赤く染まるんですね・・。

奥の院、写真ではあの厳粛な雰囲気が伝わらないので、載せないことにしました。
次回は熊野古道、時間をみてそのうちアップしま~す。
【2009/09/25 16:53】 | 関西 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
嵐山の上の方
久しぶりの京都日記です。私がマメな性格だったら、たくさん更新して世の中に京都日記でも公表できるのですが いかんせん 根がぐうたらなので・・。

愛宕念仏寺。(おたぎねんぶつじ)。これは読めない。同じ「愛宕」でも通常「あたご」と読みますから。
このお寺さんを知ってる人は京都ツウかも。最近嵐山までサイクリングするので、少し詳しくなりました。
今日は写真しつこいです。


水子地蔵ではありません。(念のため)


羅漢さんが勢ぞろい


それぞれが個性的










↑ 結局、私の一番のお気に入りの羅漢さん!
「まあまあ、どーぞ。」「いやいや、どーも。」


愛宕念仏時(おたぎねんぶつじ)まで嵐山から北上する途中。
このへんは、「嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区」 に指定されてます。人が住んでおられます。住んでる場所が保存地区なんて、プレッシャーあるだろうな~。
お勧めの場所です。外国人を連れて行きたい。この どこの国にもない独特な雰囲気、ショックを受けると思う。
アメリカ人と話すと時々「日本のカルチャーが好き」という人がいるけど、彼らの指す日本文化って何なんだろうと私には理解できません。
日本は本来素晴らしい文化を持っていたんだよ!過去形なのが悲しいけど。
しょせん京都は「日本の遺物」でしかないかもしれないけど、ないよりずっといいから。
紅葉の季節は混むんだろうな。
【2009/09/18 03:32】 | 京都 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
実りの秋!
実りの秋がやってきました。
ベランダの苺も ほれ、こ~んなに!、って違うだろっ!
何を勘違いしたか、今も花をつけてこれから実を結ぼうとしてる苺がまだ数株。
秋に実がなるのもいいんだけど、私のようにヘソ曲がりな奴だな。

2年前に1株買っただけなのに、どんどん増えて、50株を超えそう。
ベランダ苺だらけで水やりが大変だ~。

【2009/09/13 22:27】 | 園芸 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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