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迷いの窓 悟りの窓、そして天井
紅葉も今が盛りの京都から、印象深かったので日記にしておきます。
京都市の西北に位置する源光庵(げんこうあん)

「悟りの窓」  この円は「禅と円通」の心を表し、大宇宙を表現 


「迷いの窓 」 
この4つの角には、「生老病死・四苦八苦」という意味が込められ、煩悩から逃れられない人間の生涯を象徴しています。


一緒に眺めることもできます。


庭園

このふたつの窓は仏教思想を反映していて素晴らしかったのですが、もっと強烈な印象を持ったのが、このふたつの窓のある本堂と廊下の「天井」です。
この本堂の天井板は伏見桃山城から移築したもので、1600年に徳川家 家臣鳥居元忠ら総勢380人の武士たちが、石田三成に破れ自刃したときの床板を天井板にしたもので、「血天井」と呼ばれています。この天井、血の足跡や手形がくっきり残っています・・。亡くなった人々の霊を弔うために、天井板にしたそうです。
恐ろしくて写真に残すことができませんでしたので、興味のある方はこちらから・・。

400年前に朽ち果てた380人の血で染まった床の下で、迷いの窓、悟りの窓から美しい紅葉を眺める現代人・・。皆さん本尊も天井もそっちのけで、紅葉の写真を撮っておられました。
ここも忘れられない場所となりました。


源光庵から徒歩3分の光悦寺
【2008/11/22 22:50】 | 京都 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
悟りの窓、迷いの窓、面白いです。

「一緒に眺めることもできます」
は、ちょっと笑ってしまいました。

その天井板を血で染めた380人、果たして、全て悟って逝ったのか、それとも少しの迷いはあったのだろうか。


【2008/11/23 16:00】 URL | TAM #-[ 編集] | page top↑
◆TAMさん、
数知れず京都を廻りましたが、ここはかなりお勧めです。京都の外れの小さなお寺さんなので、紅葉以外のシーズンは訪れる人もまばらです。庭園も写真よりも美しかったです。

この世にいて悟りを開けるのはわずかな阿闍梨さまだけですから、この380人、無念の死だったのでは?誰でも亡くなる前は無の境地に到達することができるといいますが、その場合は意識を失っているのかもしれませんし・・。
悟りを開く・・、永遠の課題です。凡人の私にはできるとは思いませんが、もっと歳を重ねると、せめて近づけるのかな。(笑)
【2008/11/23 16:57】 URL | Ponda #o7LSGkr.[ 編集] | page top↑
丸い窓と地天井。いつ行ったのか覚えていませんが、強烈だったのでなんとなく記憶に残っています。なぜこんな血の跡をわざわざ残すのか?観光地になって魂は鎮めらるのか不思議です。

私はちょびっと悟ったかと思ったらただの気のせいで煩悩のままです。人はどうやって悟るのでしょう。。窓を丸くするだけで悟れるといいのにな。ははは。

しかし綺麗な紅葉。ほーっ。。
【2008/11/23 17:22】 URL | こてつ #-[ 編集] | page top↑
◆こてつさん、
やはり強烈でしたか~。ここは期待に反して他の観光名所とは差別化されていて印象的でした。このふたつの窓は観光誌の表紙などにもなっているので紅葉期の人気スポットになってるようです。
私も、この天井を知って、ここで亡くなった方々がお気の毒に思えました。前面には出されていませんが、400年という時を経て、観光に利用されているようで・・。

>私はちょびっと悟ったかと思ったらただの気のせいで煩悩のままです。

あはは・・、悟りと煩悩の狭間で少しづつ成長していけるもの、と信じたいですね。
それとも家の窓を丸くしたら、悟れるかも!(笑)
【2008/11/23 17:32】 URL | Ponda #o7LSGkr.[ 編集] | page top↑
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