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心に残る仏像ーかるら

近鉄電車に乗って1時間ちょっと、奈良の東大寺と興福寺に行ってきた。この2つのお寺は奈良駅から徒歩で行けるのだ。

奈良の大仏さん、小学校の修学旅行以来30年ぶり!
お久しぶりでございます。
人間はこんなに変わっても大仏さんはいつまでもご立派で・・。
これからもずっとお変わりなく・・。





←鹿と仲良しの鹿せんべいやさん


興福寺は2010年が平城京以来1300年という節目もあって、大掛かりな再建工事が執り行われていた。




←阿修羅像(本の写真から撮影)

興福寺の国宝館は、その名の通り国宝だらけの展示で素晴らしかった。
ここで超有名なのは、奈良時代(734年)に作られたという八部衆立像のひとつ、阿修羅像だ。
顔は3つ、手は6本、もともとは仏教ではなくインドの太陽神であり、戦闘神だったが、釈迦の教えに触れ仏教の守護神になったという。



←迦楼羅像(本の写真から撮影)

もちろん阿修羅像も感動したが、個人的に印象深かったのは やはり八部衆のひとつ迦楼羅像(かるら像)だ。インドの神話上の空想の巨大な鳥で、龍を常食する。仏教の守護神としては、毒や煩悩、また害を与える一切の悪を食い尽くし、人々に利益をもたらすという。

インドネシアの「ガルーダ航空」はヒンドゥー教で、空を支配する鳥の神様からの由来だそうな。
日本ではこの神様が、「天狗鳥」になった。
そういえば、アニメの鬼太郎にも寺の守護神として「カルラ様」が登場したことがあったような気がする。
ちなみに、京都三十三間堂のかるら像は背に翼があり、手には笛を持っている。


この八部衆、8体並んで展示されているのだが、元は異教の神だけあって、姿かたちがバラバラ。仏教に取り入れられた後でも異教の神の姿のまま表現される。守護神という性格上、阿修羅以外は7体とも武装していた。

日本仕様に発展した仏教だけど、この時代はまだまだ異国の特徴がでていて興味深かった!京都とは一味違う個性的な仏像が多くあるんだなぁ。まだ仏教が日本で確立されていない頃の仏像だからなのか。
奈良は期待以上に面白かった。
次回は法隆寺と古墳巡りをしたいと思った。(涼しくなったら・・)

【2007/07/24 15:54】 | 関西 | page top↑
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