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人情の土佐遍路(高知2)
有難いことに遍路道には“遍路小屋”という遍路が自由に休める場所が点在します。

ここは徳島県海南町 遍路小屋1号「香峰」です。
女性の歩き遍路で、一番困るのはトイレです。コンビニもなかなか見つけられない道で、こういうトイレの設備を整えた休憩小屋は、本当に遍路のオアシスです。野宿組はここで一夜を過ごすこともあるようです。


そして四国では遍路に対して“接待する”という慣習が今も続いています。


ト、トマトぉ~!!
今まで食したトマトの中で一番美味しく感じました。これまで多くの遍路小屋で休ませていただきましたが、小屋でのこういったお接待は初めてでした。ありがとうございました。元気出ました。感謝です。

遍路装束を身につけていると、通りすがりの方にアメちゃんや、みかんをいただいたり、ねぎらいの言葉をかけていただいたり、いろんなお接待を受けるのです。有難いことです。


2日目。宿を出てしばらく歩くと 県境に位置する水床(みとこ)トンネルへ。長さ638m。これをくぐり抜けたら高知入りだと思うとちょっとテンション上がりました。


国道55号。段差のない路側帯も時々あります。やっぱりちょっと怖い。


道中休憩に立ち寄った東洋大師のお行儀のいいワンちゃん


首に数珠を巻き、さすがお寺さんのお犬だけあって、悟りを開いたような穏やかな表情。参拝者に吠えるなんてことはありません。思わず頭を撫でたくなる胸キュンなワンちゃんでした。


こちらのお寺さんでも、お茶とお菓子のお接待。ありがとうございました。
一組の布団が用意された“通夜堂”もありました。野宿組には嬉しいご配慮です。
東洋大師は、88カ所には含まれませんが、心にタッチしたお寺さんとしてインプットされました。


ひたすら国道55号。遠くに見える岬をいくつも超えても、室戸岬には到達せず・・


小さな集落ごとに出没する高い堤防沿いの道に登り、波の音を聞きながら・・・
あるく、あるく、足が動く、手が動くの繰り返し。そうして心の中は空っぽ、まさに無の境地になります。(笑)

意識が遠のく中、夜になって辿り着いた室戸岬のロッジにて、食して浴して爆睡して、あっという間に朝がきてしまいました。


宿を発つ時にロッジの女将にいただいた木彫りのスプーン。3000円の値札がついてます。売り物だった?
これもお接待なのでしょうか、一泊6500円位の宿だったのだけど、いいのかな。私が憔悴していたので同情してくださったのかな。心身ともにゆっくり休ませていただきました。本当にありがとうございました。

まだ目的地にはどこにも着いてないけど、人情編ということで、次回お寺さんに続きます。
【2011/05/12 01:08】 | 四国八十八霊場 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
おお、人情編があったとは!

特に歩くようなゆっくりした旅だと、色んな人に巡りあう機会も増えるよね。それが嬉しいところ。
【2011/05/12 13:51】 URL | TAM #-[ 編集] | page top↑
◆TAMさん、
朝ゆっくりなんだけど → 昼過ぎから、切羽詰まった旅といったところでしょうか。
1日の後半は、足が思うように動かず悲壮感がにじみ出てると自分でも思います。それで皆さん同情してくれるのかなぁ。(笑)
それに、歩き遍路は圧倒的に男性の一人旅が多いんですよ。
【2011/05/12 21:14】 URL | Ponda #o7LSGkr.[ 編集] | page top↑
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