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閻魔堂(えんまどう)

訪ねたお寺や神社をすべて日記(ブログ)にアップできないのですが、この引接寺(いんじょうじ)(通称;千本閻魔堂(せんぼんえんまどう)は、変わり寺として紹介させて下さい。
かなりマイナーなお寺ですが、強烈な印象です。
7月、京都は猛暑に見舞われ、この日も最高気温37度との発表でした。炎天下では40度、千本釈迦堂から20分歩いてこの閻魔堂に着いた時には鼻血が出るほど暑く、もうフラフラでした。

このお寺の本尊は、地獄の王様、泣く子も黙る閻魔大王です。
初代閻魔像は応仁の乱で消失していて、この2代目は鎌倉時代(500年前)の作だそうです。
閻魔大王より現世浄化のため、先祖を再びこの世へ迎える供養法は、後に日本の伝統習慣である「お盆行事」へと発展するようです。
なるほど、死者の霊を迎えるには、あの世の入口におられる閻魔様の許可がいるということなのですね。

お参りといえば、願い事をしたり、成就を感謝するのが常ですが、暑い苦しさのせいもあったのか、この閻魔大王の恐ろしい形相を目の前にしたら、どういう訳か私は手をあわせて過去の数々の悪事を懺悔していました。
そして、最後に「ごめんなさい。」と思わず謝りました。お寺で懺悔したのは初めての経験です。恐るべし閻魔様・・。

大王の左右に側近として、弁護人と検事らしき像がまつられていたと思います。三途の川を渡る前の裁判をイメージして作られたのでしょうか?よくわかりません。
手前の木像は、どなたなのかはわかりません。
そしてどういう訳か、ここには紫式部の十重の供養塔(重文)がひっそりと墓地にたたずんでいます。紫式部のあの世で不遇な姿を成佛させるために建立されたということは、紫式部は地獄へ行かれたということ???

熱中症のために写真はたったの3枚、しかも他の2枚はピンボケ。(笑)
偉大な大王様のおられる小さなお寺さんでした。
【2008/09/02 01:53】 | 京都 | page top↑
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